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疲労とストレスによる身体への影響について




 春になり学生は新入生、新学年、大人は新入社員と環境の変化の多い時期だと思います。慣れないことばかりで疲れやストレスが溜まってきませんか?今回はストレスによって起こりうる身体の影響について紹介していきます。

 

 まず初めにストレスによって関係してくる自律神経(交感神経と副交感神経)について少し説明させていただきます。交感神経は心や身体の緊張や興奮によって作用しやすい神経で心臓や呼吸器、胃や腸などの消化器系などさまざまな箇所で支配している神経です。副交感神経は逆にリラックス状態によって作用する神経です。この自律神経が日々のストレスによって調整が難しく乱れてしまうことで勝手に交感神経が強くなったり副交感神経が強く働いたりしてしまいます。交感神経が強く働いてしまうと緊張性頭痛や動悸、眩しくなったり目が乾きやすくなったり、胃痛、過緊張による首や肩のこりなどあげてもキリがありません。また副交感神経も強すぎるとあまり良くありません。副交感神経が強すぎると偏頭痛や身体のだるさ、勝手に涙が出てきてしまうこともあります。どちらかが良い悪いというわけではなく状況に応じてオンオフの切り替えができることが理想的です。

 

 ここで皆さんはどうやって調整すればいいの?って思いますよね?今まではそのオンオフが自然に出来ていました。ストレス発散して整ってしまえば簡単なんですが乱れたものを自分で整えるってなかなか難しいと思います。ストレッチやヨガ、運動を行うのも良し、カラオケなど大声を発するのも良しです。また映画や音楽、お風呂などリラックスできる時間を作るのもいいですね。運動も面倒臭い、映画を見る時間もないという方は接骨院や整体もいいかもしれません。現在の身体の状況を把握し身体の歪みや硬さを整えながら自律神経を調整していくやり方もあります。興味のある方はぜひ!お待ちしております。


天命堂やまだ接骨院 副院長 やまだ ひろあき


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